Revell マクラーレン 570S 製作 ⑥ ウレタンクリアー前半
今回はウレタンクリアーで仕上げていこうとおもいます。
使用するのは定番のフィニッシャーズ ウレタンクリアーGP1
個人的に思うウレタンとラッカーのメリット、デメリットはこんな感じです。
<ラッカー>
〇安い
〇扱いやすい(塗装しやすい)
〇希釈がおおざっぱでいい
〇上塗り可能
〇研磨しやすい
〇エアブラシの掃除が楽
〇コンプレッサーの性能が低くても問題なし
✖乾燥が遅い
✖経年劣化がウレタンに比べ早い
✖研ぎ出し時に下地を出しやすい
✖デカールを痛めやすい
✖メッキシルバーのコートができない(曇る)
<ウレタン>
〇吹きっぱなしでも艶が出やすい
〇耐久性が高い
〇乾燥時間(硬化時間)が早い
〇研ぎ出し時に下地を出しにくい
〇デカールを痛めにくい
〇メッキシルバーのコートがまだ可能
✖高い
✖希釈が繊細
✖塗装に慣れるのに時間がかかる
✖そこそこ圧力のあるコンプレッサーが必要
✖研磨しにくい
✖硬化後は上塗り不可
✖エアブラシの掃除が手間
仕上がりの艶については研ぎ出しすれば、差はそんなにないと思います。
ただ、ラッカーは乾燥時間をしっかりとってあげないと、時間が経過してくると表面の状態が変わって艶が落ちてしまいます。
私の使い分け基準は、気軽に作りたいものはラッカーを使用して、研ぎ出しが難しい造形をしてたり、念入りに作りたいモデルや、完成後に長期間飾っておきたいものはウレタンを使用する感じです。
扱いやすいのは断然ラッカーなので、これから始める方はラッカーで練習を積んだほうがいいとおもいます。
私が下手なのもありますが、ウレタンの塗り方に慣れるまで10台近くかかりました。。。
てことで、主剤と硬化剤を混合させてよく撹拌し、まずは全体を砂吹きします。
0.5ブラシ エア圧0.08 ノズル7割解放で10センチぐらい離してます。
私の場合はウレタンシンナーの希釈は30%程度にしています。
後半に続きます